まぁいいや。そう思えたのなら今日は幸せ。

こんにちは。mousです。またいろいろ仕掛けてます。(笑)


ある通りを男が歩いていた。
男の背中には雪が降りつもっていた。
それでも男は歩き続ける。ただ視線を下に向けて。

男の背中を春風が吹き抜けた。
それでも男は歩き続ける。ただ視線を下に向けて。

男の背中を輝く太陽が見つめた。
それでも男は歩き続ける。ただ視線を下に向けて。

男の背中を紅葉が通り過ぎる。
それでも男は歩き続ける。ただ視線を下に向けて。


ふと男が立ち止まった。そしてまた歩き出した。
次の瞬間、男は消えてしまった。
男が通っていた通りの名は「人生」という。